なかなか厳しい時節が続きますが、物事には必ず「表」があれば「裏」があります。
全体的に経済が縮小し、景気が悪くなっていく局面であっても、そこには確実に伸びている市場が存在します。
広告業界で伸びている意外な市場
例えば、広告業界を例に挙げてみましょう。 かつて広告は「アナログからデジタルへ」と移行し、テレビ広告よりもネット広告が盛んになりました。
そして今、ネット広告もひと段落し、新たに注目を集めているのが「リテール広告(リテールメディア)」や「DOOH(デジタル屋外広告)」と呼ばれる領域です。
簡単に言えば、交差点などで見かけるデジタルビジョンの広告などのこと。最近、こうした大型モニターでの広告を目にすることが増えたのではないでしょうか。
なぜ、今これらが伸びているのか。実は、これには合理的な理由があります。
- 低コスト・高効率:
従来の看板は一度製作すると変更が困難ですが、デジタルビジョンならデータの差し替えが瞬時に可能で、製作コストを大幅に抑えられます。 - データの可視化:
交通量や表示回数などのデータが取得できるため、効果測定が容易です。 - 枠の共有化:
一つの場所(ビジョン)に、時間差で複数の広告を流せるため、広告主も安価に始められます。
「看板広告は古い」と思われがちですが、デジタル技術を掛け合わせることで、安く始められ、かつデータに基づいた運用ができる「屋外型のリテールメディア」として、今まさに市場が再編されています。
ゲームチェンジを先取りし、未来を創る側に回る
私たちの事業においても同様です。
たとえ業界全体が飽和状態にあるように見えても、注意深く見渡せば、目立たないながらも確実に伸びている領域やサービスが必ずあります。
肝心なのは、その「ゲームチェンジ」にいかに早く気づき、他者が気づいた時にはすでに移行を終え、提供をスタートさせていることです。
従来の市場が縮小していく時こそ、新しい領域にチャレンジし、ポジションを確立する絶好の機会。
ピンチの中に隠れたチャンスを、冷静に見極めていきましょう。



